石油ストーブを運用した感想
こんにちは。今回は小屋の薪ストーブ化計画①という事で記事を書いていきます。
私の小屋は6畳の部屋が2つと残りの12畳のスペースにトイレ、シャワー、台所がある全24畳の平屋で、一人暮らしには丁度よいサイズ感の小屋です。簡単ですがペイントで間取り図を描いてみました。
小屋ラーを自称する方々の中ではかなり大きめの部類になると思います。私は工作や機械いじりが趣味なのでミニマリスト的な生活はできません。どうしても広いスペースが必要です。
私の小屋は軽量鉄骨造と呼ばれる鉄の骨組みで出来たものです。イメージとしては“人が住める小さい倉庫”といった感じの建物です。建物の気密はガバガバだし、一応壁と天井に申し訳程度に断熱材が入っていますが、しっかりとした断熱が出来ているかは疑問です。なので冬になると、室温が外気温とほぼ同じになるので目茶目茶寒いです。
小屋暮らし1年目はとりあえずホームセンターから反射式の石油ストーブを買って寒さ凌ぎました。電源を使って簡単に操作できるタイプの物もありますが、私はあえて反射式の石油ストーブを選びました。
どうして反射式の石油ストーブを使用していたかというと
・外部電源なしで稼働するので災害時活躍する
・ストーブの熱を利用してお湯を沸かしたり、煮物などを作る事ができる
・構造が簡単でメンテナンスしやすい
この3つの点に注目し、1シーズン運用しました。
使ってみた感想としては
維持費がかかる割に大して暖かくない。そして石油ストーブ独特の臭いが気になりました。お湯が沸くのも時間がかかって不便なので結局、電気ケトルを多用しました。
6畳用のストーブなので部屋一つしか温める事が出来ません。暖房した部屋を出ると当然寒いです。寒いので料理を作るのも面倒だし、トイレに行くのさえ億劫です。なので冬はずっと6畳の部屋にこもりっぱなしになる生活になりました。
維持費に関しては、私の場合、大体ひと月にポリ缶(18ℓ)3つ分の灯油を消費していました。昨年冬の灯油の相場が80円/ℓ位でしたので4320円/月ほど暖房代としてかかっていました。それに加えトイレやシャワー室に電気式ヒーター、衣類が乾かないので衣類乾燥機も使用したので電気代も夏場と比べた場合、+3000円ほど上乗せされました。冬にほどほどに快適な生活をするためひと月に約7000円ほど使用している計算です。
それに石油ストーブ独特の臭いも気になります。臭いもそうですが、部屋に一酸化炭素が充満するために定期的な換気が必要になります。せっかく温めた空気を排気するのでなんともやるせない気持ちになります。
もう一つの問題はシャワーから上がった時に強烈に寒いことです。シャワーで温めた体をいきなり外気温近くまで冷えた冷気に晒すのは非常にストレスでした。ヒートショックで亡くなられる方も多いのでこれも改善したい点でです。
そして私はこれらの問題を一気に解決する夢の暖房器具に注目しました。
それが
薪ストーブです。
※イメージ
続く