【DIY】ノックスドールとシャーシブラックを併用して安く効果的に防錆塗装をする

はじめに

雪国で車を使用するなら防錆塗装は必須です。特に新車を購入してその車を長く乗り続けたいのであれば、納車されてからなるべく早く足回りの防錆塗装が出来る業者さんにキッチリ塗装してもらう事をオススメします。

 

何も対策しないで乗り続けるとこんな事になります。

ホンダのアクティです。フレームが錆びてしまっています。直ちに重大な危険は無いとおもいますが、これでは車検に受かりません。

 

 

同じくアクティ、金属製のラジエーターホースが錆びてクーラントが漏れてしまっています。

このまま走り続けるとクーラントが無くなってエンジンが焼き付けてしまします。焼き付いたらほぼエンジンはお釈迦です。

 

穴が開いたら使い物になりません。新品に交換しました。

 

エンジンが壊れてしまう程度で済めばまだ良いです。錆びでブレーキの配管に穴が開くとブレーキが効かなくなります。聞いた話なのですが、車検場で制動試験をした際にブレーキを思い切り踏んでブレーキの配管が破裂した事例があるようです。勿論車検は不合格。破裂した場所が車検場で良かったですが一般道、高速道路でブレーキが故障したら大事故に直結します。

 

錆びは侮れません。雪国で車を使うのであれば足回りの防錆塗装は絶対に必要なのですが、業者さんに施工をお願いすれば軽く6~7万円します…

 

私の車は中古の車検2年付きで13万円で購入したものですので、購入価格の約半分の値段になってしまいます(笑)

 

流石にこの車に大金をかける事は出来ないので今回は出来るだけ費用を抑えて尚且つ効果的な塗装を自分でやってみようという!のが今回の記事の趣旨です。

 

 

もうすでに分解してありますが、これが今回塗装をする私の愛車、ミニキャブくんです。

 

塗装をするにあたり足回りを高圧洗浄機で洗車しました。

このボッシュの高圧洗浄機はパワーがあってなかなか良いんですよね。付属の90°変換ノズルは足回りの洗車に非常に重宝しました。

 

洗車して丸一日乾かしました。

現状では錆び対策は一切していません。製造から15年経っていますが関東で走っていた車なので綺麗なものです。

 

使用塗料

車体空中部

車体中空部をノックスドール750で塗装しました。この塗装が今回の一番重要な部分だと思います。結局車が錆びて穴が開く原因はフレームの内部に水が溜まり、排出されずそこから錆びていくものです。フレームの内側さえしっかり塗装していれば穴が開くほど錆びる事は無いように思います。


ノックスドール750、700は車体空中部用塗料なので入り組んだ場所でも塗装し易いようにチューブが付属しています。

 

 

ノックスドール700は750より若干被膜が薄くなりますが、無溶剤で臭いが気になりにくいのでドアの内部などに使用すると良いです。

 

 

シャーシ

シャーシはシャーシブラックで塗りました。

 

 

 

シャーシにはノックスドール900という専用塗料があるのですが、いかんせんノックスドールは高いのです。足回り全てに吹き付けると相当な金額になってしまいます。個人的に表面の塗装はあまり良い塗料を使う必要はないと思っています。高級車であれば資産としての価値を維持させる為に高品質な塗料を使う必要があるかと思いますが、私の車はあくまで道具としての車です。多少表面が錆びようと大した問題ではありません。シャーシブラックでも最低限の防錆は出来ていると思います。しかしやはりシャーシブラックは剥げやすいので毎年冬前に剥げた部分を再塗装すると良いと思います。

 

 

エギゾーストマニホールド

熱を持つ部分には耐熱ペイントコートを使用しました。マフラーなども錆びやすい箇所ですので専用塗料を塗るのが良いでしょう。

 

 

 

 

まとめ

安く効果的な防錆塗装をするには・車体中空部はノックスドール750、700を使う

・シャーシはシャーシブラック

・エキマニは耐熱塗装

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