斜面に単管パイプで足場を作る方法
今回は単管パイプを用いた簡易的な足場の作り方をご紹介します。
私の家は盛土の上に立っている為に家の一方が斜面になっています。
竹が生えていて写真では分かりにくいですね。チェーンソーで伐採します。
伐採しました。この時はバッテリーチェーンソーが役に立ちました。細い竹なんかには最適です。静音で使いたい時にスイッチ一つで始動出来ます。エンジンチェーンソーのようにアイドリングさせたり、一々スターターを引っ張る必要もありません。そこそこパワーもあるので使い勝手が良かったです。
↓過去記事
竹を切ると、ここが斜面である事がはっきり分かりますね!
このスペースを有効活用したいと思います。
まずはスペースを確保する為に必要な資材をご紹介します。
・直交クランプ
・単管打ち込みミサイル
・エンドキャップ
全てホームセンターで揃えれる資材なので簡単に入手できます。
作業工程
まずは単管パイプを1mの長さにカットして先端に打ち込みミサイルを装着します。
それを支柱にしたい場所に両口ハンマーで打ち込みます。ハンマーの重さは6ポンドがオススメです。単管の打ち込み位の作業にはちょうど良い重さ加減でした。
ハンマーで打ち込む際は、打ち込みキャップを装着して単管の末端を保護します。これを装着すれば単管の端が傷みません。
まずは斜面の高い方から打ち込みました。
直交クランプを使って水平方向に単管を取り付け、次に支柱を打ち込む場所の目安として利用します。
同様に斜面側にも単管を打ち込みます。こちら側には直交クランプで30cmに切った単管を取り付け接地面積を大きくして、支柱の沈み込み防止対策をしました。セメントで基礎を作る方法が確実ですが、面倒なので今回は簡易的に済ませてみました。薪を載せる予定なのでそれなりに加重がかかると思いますが、この方法で耐えれるか実験です。
斜面側に打ち込んだ杭にジョイントを差し込み単管を接合します。
後は同様の作業を繰り返すだけです。
横方向にも単管を入れて組み立ては完了しました。一応、単管に雨が入らないようにエンドキャップも取り付けています。
貰ってきたプラパレットを載せると足場として利用出来ます。これで一応は活用できるスペースになりました。
プラパレットをタイラップで固定して完成です。
今後このプラパレットの上に薪小屋を建設する予定です。
直交クランプ 18個 3204円
ジョイント 3個 994円
打ち込みミサイル 6本 600円
エンドキャップ 6個 270円
合計 15148円
こうしてみるとやはり単管パイプの費用がずば抜けて高いですね。できれば単管も無料で貰いたいのですが、単管をくれる人は見つける事が出来ませんでした。多分、単管は欲しい人が沢山いるので無料では中々出回らないのだと思います。トビ職の友人などがいる方がいれば安く譲って貰えるかもしれませんね。