【薪ストーブ】一発で安定するまで燃える火起こしの方法
私が薪ストーブを運用して2ヶ月という歳月が経ちました。
その間は試行錯誤の連続で、特に火起こしには大いに悩みました。
私は鋳物の薪ストーブを使っています。寒い部屋を暖めようと着火してもストーブ本体が温まるまでかなりの時間がかかります。それなのにそもそも火が付かないなんてイライラしてしまいます。薪ストーブ初心者の方は私と同じような経験をされた方も沢山いるかと思います。
そこで今回は、一発着火で炎が安定するまで手間いらずな火起こしの方法をご紹介します。
一般的に火起こしは、小さい薪から徐々に大きい薪を入れていくのが基本と言われています。ですが、私は超がつく面倒くさがりなので、そんなチマチマした事は大っ嫌いです。
今回はそんな私のような面倒くさがり屋さんの為の記事です。
この問題を解決する為にまずは、オイルドチップを作る必要があります。
火起こしの方法
まず前提として乾燥した薪を使って下さい。生木じゃ絶対に燃えませんからね!
初めにちょっと厚みのある薪を置きます。これが後に載せる薪の土台となるので地味に重要です。
次にこのくらいのサイズの細かい針葉樹(良く燃える)を土台の上に載せます。コイツに火が付くとオイルドチップが燃え尽きても炎を維持してくれます。これもポイントの1つです。
その上にオイルドチップをたっぷりと掛けます。
オイルドチップが燃えるスペースを確保する為、土台の左右に壁を作るように薪を配置します。
壁の上にこれでもかと言うほど薪を載せてやります。
横から見るとこんな感じです。ストーブの天板ギリギリまで載せています。
これで準備完了です。
簡単でしょう?それでは着火してみます。
着火!
後は蓋を閉めて待つだけです。
…15分後
完全に火が燃え移っていますよね?ここまで燃えれば途中で消えるなんて事はないはずです。
良い感じで燃えています。今燃えている薪が熾火になったら大きな薪を入れても燃焼するようになります。
今回は木製パレットを使いましたが、下記のポイントを抑えれば丸太を割った薪でも同じように燃えます。
火起こしのポイント・細かく切った針葉樹を配置する
・オイルドチップをたっぷり掛ける
・オイルドチップを燃やす為に十分な空間を作る
この原則を守れば一発着火で簡単、手間なしの火起こしが出来ます。
ダンボール、トイレットペーパーの芯を薪の上に置くと、火の着きがよくなります。
ダンボール、トイレットペーパーの芯を乗せると、着きがよくなります。