【レビュー】ツムラの簡単チェーンソー目立て機“極(きわみ)”が凄い
チェーンソーが切れなくなってきたら皆さんはどうしてますでしょうか?
おそらく新しいソーチェーンを買う派と自分で目立てる派に分かれると思います。
目立ては面倒だし、素人には技術的に難しいです。
しかし、簡単チェーンソー目立て機“極(きわみ)を使えば素人の私でも簡単かつ素早くソーチェーンの目立てが出来たので紹介したいと思います。
目 次
ソーチェーンの目立ては難しい
ソーチェーンの目立てはカッティングコーナー、サイドプレートを専用の棒やすりで削るのですが、これがなかなか難しいのです。
横30°縦90°一定にして均一に削らなければいけません。これを素人が誤った目立てをしてしまうと、すぐに切れやんだり、曲がって切れてしまったりします。それに万力や専用のクランプを準備しなけれいけないのがネックです。
写真引用元:タニグチ商会
目立てで何より注意したいのがデプスゲージの調整です。デプスゲージは削り過ぎてしまうとチェーンソーがキックバックし易くなりとても危険です。
ツムラ 簡単チェンソー目立機 極(きわみ)
簡単チェンソー目立機 極(きわみ)は回転砥石を1秒刃に当てるだけで目立てとデプスゲージが出来る優れものです。
付属品
・本体
・砥石4.0Φ用
・砥石4.8Φ用
・説明書
砥石が大小2種類付いてくるので、ほとんどのソーチェーンに対応しています。
使い方
水平ゲージをセットします。水平ゲージは左右どちらでも取り付ける事ができますが、右利きの人は右側にセットすると作業しやすいです。
ストッパーの長さを調整します。実際にソーチェーンにあてがってみて削りやすい長さに調整しましょう。
初めの刃にマーキング。どれから削ったか判別し易いようにマーキングしました。
あとは削るだけです。水平ゲージをガイドバーにピッタリと当てます。砥石の左側で削る時は左回転、右側で削る時は右回転で削ります。
左
右
この時、ガッツリ刃に押さえつける必要はなく軽く当てる感じで十分です。約1秒ほど当てると綺麗に削れています。
この製品は刃を削っている間にデプスゲージも丁度良い感じに削ってくれます。
これは本製品の一番の魅力だと思います。電動目立て機は沢山種類がありますが、デプスゲージの調整までできるのはこの製品だけです。
切れ味
切れなくなったソーチェーンが新品のごとく蘇りました。スッパスパ切れます。
ソーチェーンは新品を買うと1つ2000円から4000円ほどしますからね。目立て機を買えば数回使うだけで元が取れて経済的です。