廃材の丸太と角材でガレージを作る構想
機械類のメンテナンス、工作用ガレージを作る事にしました。
牛舎の中でも整備は出来ますが薪ストーブを始めた関係で薪の保管スペースが必要になったので、今は牛舎を薪の保管場所として使っています。薪置き場は薪置き場としてまた別に作りますのでとりあえずの処置です。今年中にガレージが完成するか分かりませんし、急いで作るつもりもないので恐らく次の冬のシーズンも牛舎は薪置き場として利用するでしょう。
ガレージ構想概要
ガレージを建てる場所は牛舎のとなりです。雪で隠れて見えませんが地面がコンクリートで固められています。それをそのまま利用すれば、整地にお金をかける必要がないのでガレージを建てるにはピッタリの場所です。
ガレージを作る為の建材に関しては屋根や外壁以外のほとんどを廃材を使おうと考えています。この前薪をもらった時に丸太と角材を大量に頂きました。
これを燃やしてしまうのはもったいないという事でこの廃材を有効利用してガレージを作ろうという発想に至ったのです。
ガレージに求める性能としては、車のエンジンやトランスミッションの換装が出来るくらいの設備にはしたいと思っています。換装作業をするには車を高くリフトアップする必要があります。ウチの車は軽バンにルーフキャリアを付けて高さがあるので、やはりそれなりに天井が高いものを作る必要があります。
ちなみに整備作業を楽にする為に鉄製のカーランプを作る予定です。これの高さで1mくらいでしょうか。
整備用スペースの他に金属の溶接や加工ができる工作用スペースも欲しいと考えています。最低でも車2台分が入るスペースを確保したいところです。
以上の事から今ある廃材で性能要件を満たすガレージを作るとしたらこんな感じになるであろうと構想図を描きました。
まずは全面から。図では左右両方搬出入口がありますが、片側は金属加工や道具置き場専用として使うので、どちらか片方を閉じても良いかもしれませんね。いずれは電動シャッターを取り付ける予定です。
寸法を描いていますが、あくまで目安です。現場合わせで作って不都合があれば修正します。支柱は丸太を使い、その他の躯体構造には角材を使用します。各支柱に筋交いを入れますが、前側の支柱に関しては車両の搬入に時に筋交いが邪魔になる事が予想されるので金属金具を使用します。
この図の通りに作れば屋根の勾配は約15度。緩勾配の屋根になります。このくらい角度があれば「雪は自然に落ちるが、寒い日が続き雪が解けないと中々落下しない」くらいの勾配だと思います。雪が自然落下しないとなるとそれ相応な躯体強度が求められる事になりますが、勾配をきつくするとなると屋根を葺く時に足場の作業性が悪くなるので何とも難しい所です。とりあえず今のところはあくまで構想段階ですので保留です。当別町は北海道屈指の豪雪地帯ですので慎重に検討していきたいと思います。
丸太と角材ほぞ切り加工をして金属金具で固定します。角材と角材は羽子板ボルトを使用して結合する予定です。
屋根裏部屋へは梯子を使用する予定です。階段でも良いのですが邪魔です。牛舎が階段なのですが、結構スペースを取っています。
屋根裏は三角形の空間で扱いにくく、使用頻度の低い物の物置にします。なので多少アクセスが悪くとも問題ないと思います。
あと、重量物でも屋根裏に格納できるように簡易エレベーターを制作する予定です。流石に梯子を使って重量物を上げ下げできませんので、アマゾンで売ってる安いウィンチか何かで作りたいと思います。
以上が廃材で作るガレージの構想です。あくまで初期構想ですからね。こんなの出来たらいいな~くらいのノリで考えてイラスト化したものです。今後は具体的な建築方法などを調べていきたいと思います。